ゲームの演出は調味料?

ゲームまとめ
MGS2 (1)MGS2 (2)
「ゲームはテクノロジー依存型メディアで、進化する事はあっても退化する事はない。
 だから一度、技術の梯子から脚を離してしまうと、二度と梯子を上がることが出来なくなる。
 少しでも目を離していると、時代は数段上に上がっているからである。
 水平方向の広がりだけに目を奪われていると危うい事になる。」

メタルギアの小島監督の言葉

今回もゲームの面白さとスペックのお話し。

ゲームハードの性能の向上の恩恵は何もゲーム本編だけではありません。

「演出」

演出と一言で言っても様々です。
お馴染み、フルボイス、フルアニメーション、
ゲーム中、必殺技や魔法を使った派手なエフェクトもあれば、
部屋の中のタルやツボなどのオブジェクトを破壊できる。

ゲーム本編の面白さ「素材の味」とは関係ない部分かもしれませんが
ゲームの快感、達成感を盛り上げる大事な「調味料・スパイス」です

ないと味気ない、そして一度この「味」を知ってしまうとただの素材の味では
物足りなくなってくる。

古いもので言えばスーパーファミコンのゼルダの伝説(神トラ)
剣で草が刈れます。ただそれだけです。
でもこの些細な仕様が面白く、延々と草を刈っていた方もいるのではないでしょうか?

今ではデフォルトになってしまってなんのことはない演出なのですが、
「スーパーファミコンのゼルダ」の進化を垣間見た瞬間でした。

そしてメタルギアソリッド2、
サムネイルのように本作(2)から銃でビンを破壊できるようになりました。
些細な仕様ですが、「敵兵士は割れた瓶を見て警戒態勢を取る」という
ゲームシステムにも影響を与える物へ昇華しています。

こういった些細な「演出」が「ゲーム本編」大きく影響を与える場合がある。

今ではオブジェクトが壊せるのも珍しくもないのですがこれが
「ハードの性能の向上の恩恵」部分でもあります。
ビン一個にもポリゴンは必要になりますし、もちろん一個一個に物理計算もさせるので当然です
だから中にはスペックが足りなくてVITA&PS4マルチと言ったハードの性能差があるものは
真っ先にこういった小物が削られるケースもありました。(中には低い方に合わせることも)
たかが演出、されど演出、
コメント欄でスペックが上がって「やらなくても良い作業が増えて開発費が増えた」
ってのがありましたが、結局なんでそうなるか?というと先述の
ないと味気ない、そして一度この「味」を知ってしまうとただの素材の味では

物足りなくなってくるユーザーが増えたから

生まれて初めてゲームをする子ならそんなことは言いませんが
結局、30年以上も続いている文化なのですがら、そう言う声に合わせないといけない部分も
ゲーム開発にはあると思います。

だからスマホへ舵取りをしようとするメーカー様も多いけどスマホはコンシュマー以上の
一強皆弱、なかなか国内のゲーム業界もシビアです。

スパイスはなくてもいい物かもしれませんが、
素材の味(ゲーム本編)を引き立てる大事な要素なのです。
そして新しいスパイスを作るには技術力とスペックが必要。

演出なんてたかが瞬間芸、

でもこういう細かい所で「手を抜く」、「バグなどで壁にめりこむ」ゲームほど
今のゲームは「アラ」として目立ちます。

・・・・・まぁ、これが国内のゲームの割合が減り海外のゲームを遊ぶ機会が増えたユーザーの
感じている所ではないでしょうか?


Source: なりゆきゲーム屋ブログ
ゲームの演出は調味料?